こんにちは。おやつです。
前回、機能不全家庭の話に少し触れて見ました。
では、もう少し具体的に機能不全家庭とはどの様なモノを指すのか
考察してみようと思います。
機能不全家庭(家族)とは
まず『機能不全家庭』と言う言葉ですが
文字通り、機能を全く果たせていない家庭と言う事になります。
その機能とは何を指すのかと言いますと
親が親としての役割を果たせているか否かにあります。
幼少期の子供にとっての家庭環境
子供にとって家庭と言う環境は産まれて最初に触れる
小さな社会になります。
そこから年を重ねて行くに連れ
幼稚園などを経て小・中・高、大学や実社会へと
地理的な意味でも行動範囲も徐々に大きくなり
接していく人々の年齢や育った環境なども多岐にわたる
いろいろな人達と接していく事になるワケですが
その最初の小さな社会での躾や教育と言ったモノが間違っていると
先々他の人達との社会性の認識などのズレが段々大きくなって行き
心を通わす事が出来ない様な
何か疎外感の様なモノを感じたりと
他の人達と自分は何か違う感じだけれど
その原因や具体的に何が違うのかと言った
自分の内面の事なのですが、それが良くわからずに
苦しまれていく人も、いらっしゃると思います。
親が親の役割を果たせていない点ですが
本当に文字通りで、更にキツい言い方をすれば
親としての責任や義務を果たせていない
と言った方が適切かも知れません。
子供にとっての親の義務と責任
親の責任と義務とは何かと言えば
子供が将来大人へと育った時に
その時その時の社会に適応出来る様な
『教養』と『社会性』を身に着けさせる指導をする事と
自分自身で物事を考察し考え
一人で決断を下せる事が出来る為の
『土台作り』をする事にあります。
まず教養と書きましたが、コレはお勉強の事の言っているのでは無く
道徳的な要素なども含め
モノの善悪や良し悪し等を理解させると言った事
その場に適した状況判断や行動や言動を学ばせると
言った方が適切でしょう。
また親子や兄弟の健全な信頼関係や上下関係を学ばせると
言葉にすればこう言った感じかと思います。
人が嫌がる事はしないだとか
1日ゲームは何時間などと言った
親との話し合いの上でありながらも
自分で決めさせたルールを守らせる等
また年齢が幼い内は特に普通にあり
また必要であろう
『承認欲求』を満たしてあげる事と言った
家族同士・家庭社会における信頼関係構築や
ルールや約束を守る事の大切さを経験させる事。
成人し社会に出ればハードルは一気に上がる
『社会性』ですが、子供時代や学生の内は
変わった子・個性的や最近聞くかどうかわかりませんが
不思議ちゃん等と言った呼称で形容されて済むかも知れませんが
実社会に出て行くとなるとハードルは一気に上がり
自分も周囲の人間との意識の違いや違和感などを少しずつ感じ
悩み苦しむ事もありますし
その社会を共にする、例えば同僚や上司などにしてみたら
言った事がわからないのかな?
この状況が理解出来ていないのかな?
指示を待っているばかりで、能動的に行動する事は出来ないのかな?
などと言った社会人にとっては不利益ともとれる印象を与えてしまう事が
非常に多くあります。
そうなってしまっては困るので
言葉にしてみると
家庭と言う小さな社会の中での、
立ち位置や役回りを認識させる作業が必要と
言う事になるのですが
毒親が子供目線に立ったりすることは…
ほぼほぼ毒親と言う生き物は
自己中心的な思考が基盤になっている為
子供の立場に立って何が必要で何が問題で
この子の為にどの様な事を…
残念ながらこの様な考えを全く期待する事は出来ません。
親が子の為を思い、子供の立場に立って悩み考える
親としての基本的に必要な要素が欠落している為
子どもにとってみたら、親として家庭として条件を満たせていないのです。
今回も最後まで読んでくれて、ありがとうございます。
みなさんの幸せと毒親からの解放を応援しています。
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