こんにちは。おやつです。
今回はこのテーマについてみなさんと一緒に考えたいと思いますが、
毒親育ちの人の中でも、受け止め方に差があるテーマだと思います。
毒親の無責任すぎる自分勝手な思考
毒親の毒の悪影響が理解出来ているか否かによる違い
毒親から受けて来た辛い仕打ちを客観的に分析出来ていて、
自分の幸せを求めようと考える事が出来るようになった人の多くは、
感謝する必要など無いと言う事がハッキリわかっていると思います。
逆に、毒親とは言え親なんだから、まわりが言う通りに感謝しなくちゃイケないと、
思い込んでいる毒親育ちの方も、多くいる事でしょう。
この方達は毒親から注入された毒が抜けていないのと同時に、
自分の考えを優先させる事が出来ない状態にさせられています。
どんな人間であれ親であれ
子供の人生の責任を負う事は出来ません。
精神的にも物質的にもコレは不可能な話です。
自分の人生の責任は自分で考え行動する事でしか
取る事は出来ない事なんです。
自分の親を絶対的存在としてきた結果
毒親の元に生まれ育ち、親の言う事が正しく従わなければイケない事と洗脳され、
言われた通りのまま、行けと言われた学校へ行き、
行けと言われた職種や企業で働く事になり、
この相手と結婚しろと言われて結婚し、
一緒に住めと言われて同居をし、
自分は親の言う事を聞いてきたおかげで、安定した生活も出来て、
親も喜んでいるみたいで、親孝行が出来たと思う。
ここまで導いてくれて親には感謝しかない。
これは実在する人の話です。
まるでなにかの宗教のようです。
自分の意志や考えがドコにあるのでしょうか?
この人はロボットかなにかなのでしょうか?
自分をコントロールする親がいなくなったら、
この人はどうなってしまうのでしょうか?
この人が親の言う事に従う理由として、洗脳されているのは明らかなのですが、
親の言う事に従って、親の望む結果を出すことができれば、
親は自分を認めてくれたので、正しい事をしたとも思ったし、
自分はスゴイんだと自信にもなった。
毒親を疑わない人の自己肯定感
恐ろしい以外に使える言葉が見つかりません。
親が言う事が何を差し置いても正しく、その親を納得させられれば正解である、
そして誤った、とんでもない勘違いの自己肯定です。
この様な言い方は良くないのかも知れませんが、
極度のマザコンな大人になってしまってもいます。
これのどこに感謝する要素があるのでしょうか?
毒親がいなくなってからの人生
基本親は先に死にます。
仮に親の生きてる内は、言う事を聞いてさえいれば、安定して暮らせるとしましょう。
この毒親は自分が居なくなった後、子供がどうなるか考えているのでしょうか?
親が居なくなった後に、なにか問題が発生した時に、指示する人間が居なくなった後、
この人は自分の考えで対処することが出来るのでしょうか?
まず無理です。
『親がこう言っていたからこうだと思う』
コレがこの人の命綱です。
実はこれでもこの人は自分の考えで判断しているつもりなのです。
でもコレが間違えだった場合の責任は取れませんし、
責任の取り方自体を教わっていないので知りません。
とてつもない無責任極まりない事だと思います。
自分が生きてる内は自分の都合で思いの通りに操り続け
その後の事は知った事では無いと言っているのと一緒です。
子供の人生の責任までは取れやしないのです。
自分で考え決断し行動することの重要性
結果が間違えであろうが、失敗してしまったにしても、
自分の分析や経験や思想や努力や、いろいろな事をすべて、
自分で考え行動する必要があると言うのは、
実は自由な事で、それと同時に責任も伴うと言う事です。
だからこそ自分の将来や夢やいろんな事を
真剣に考える事が出来るのです。
上の人の例にあるように
この事を理解させられない様に、毒親の洗脳に掛かったままでいると
その事に気付く事も重要性も当然理解が出来ないのです。
そして親が居なくなった後も、親の人生を身代わりに生き続けるのです。
感謝しろと言われ感謝する事の不自然さ
子供が大人になるまでの期間、親が子供を養育するのは当たり前の事であり、
親の義務です。
その義務に対し感謝しろと要求するのは、理論崩壊しているのと同じです。
要求されるのでは無く、フラットな気持ちで自然と育ててくれてありがとう。
この親の子供に産まれて良かったと、自然と思えて初めての感謝です。
よって、とてもでは無いが毒親に酷い仕打ちをされて
耐えながら育ってきたと言う人は
親戚やら周りの人間やらに、なんと言われようが、
全てを聞き流して
親に感謝をする必要性など1ミリもありません。
逆に感謝などしてしまっては絶対にダメです。
毒親に感謝の気持ちを伝えなくても
あなた自身の中で毒親を容認してしまう事になるからです。
毒親に対しての感情や出来事を整理してみる
まずは洗脳に掛かっている事実と、
受けて来た仕打ちを具体的に照らし合わせて、
出来たらノートに書きだすなどのアウトプットにより整理をして、
自分が望む素直な気持ちと向き合って見てください。
今回も最後まで読んでいただいて
本当にありがとうございます。
みなさんの幸せを祈っています。
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