こんにちは。おやつです。
毒親育ちの人が家族や親族以外の人間と
いくらか深い人間関係を気付き辛いと言う事を書きたいと思います。
毒親育ちの人が人間関係に悩む根本原因
毒親の機嫌次第で状況が変わる家
全てのパターンに当てはまるワケでは無いと思いますが
毒親育ちの人は、その毒親の顔色をうかがって育って来ました。
反抗期の欠片の様な事さえも経験できずに大人になった人もいらっしゃる事でしょう。
例えば家庭内や親族以外の社会で知り合う
親友と言える関係や恋人やパートナーと言った
いわば他人と
少しずつ信頼を築きながら共に成長していく様な間柄を
なかなか築け無い、または築けたと思っても長くは続かないと言った事が
非常に多くあります。
人を見る目と毒親を見る目が同じ
何故にその様に脆い人付き合いになってしまうかと言うと
無意識のうちに毒親を見ているのと同じ視点で
相手を見てしまっているからです。
簡単に他人には話さない様な、ある程度深い話題などを重ねて来ると
毒親の影響が無ければ少しずつ理解が出来て来るモノですが
相手からすると
本当に心を許して、信頼して話をしてくれていないと感ずるのです。
相手がそう感じる要因のひとつとして
それまでの会話や経緯など様々なやり取りが有りながらも
意図している所の本質を理解されていない
そう感じさせてしまう所があります。
感じさせてしまうと書きましたが
実際に理解出来ていない事が非常に多く大きいです。
相手が何を意図して、何を知って欲しくて
そう話したのか、そうしたのかが、分からないのです。
あと状況などを読んで上手い事断ったり、あしらうと言う事も非常に苦手ですね。
親が親としての役割を果たせていなかった
原因として親が毒親の家庭はいろいろと細分化してしまうのですが
『機能不全家庭』と言う環境下で育ってしまった
この要因が非常に悪影響を与えてしまっています。
毒親家庭のルールを無意識に基準にしている
毒親育ちの人にとって
会社や学校やいろんなコミニティに参加をしていても
家庭のルールの枠の中で生きる必要性を感じてしまっている部分が非常に大きく
その場所以外の社会で、その環境や人間関係など
簡単に言ってしまえば
『空気を読む』能力が一般の人と比較すれば乏しく
スムーズなやり取りがし辛いという事があります。
とは言え本人はその環境に慣れようと必死に何かを読み取ろうとしているのですが
機能不全家庭で社会性を得る要素が非常に乏しい為
その能力が非常に身に付き辛いのです。
また、本心で接してくれていないと相手に感じさせてしまう
もう一つ大きな要因としては
本心をさらけ出して生活する事が許されていない家庭環境にあります。
毒親に対して本音を出そうモノなら…
毒親に何か言われない様に…
毒親の機嫌を損ねない様に…
社会性を家の中で学ばせる機会を奪われたから
本来であれば家庭と言う非常に狭い社会から
『社会性』を学び、徐々に外の大きな社会へと
行動範囲や接する人達の年代の幅などが広がっていく過程に
徐々に適応する為の能力を養うべき所ですが
大抵の毒親において
その能力は皆無です。
素直な気持ちで話すことを許されておらず
またシチュエーションに応じてコミュニケーションを変化させたり
自分以外の他人との接し方を子供に学ばせる能力が無い上に
強権を振りかざし心の自由を奪うのです。
様々な文献で目にする事がありますが
毒親育ちに発達障害やアダルトチルドレンや
インナーチャイルドと言われる方が多いと言う理由は
その部分が与えた影響が非常に大きいです。
第三者から見たらカルト宗教的にも見える
ある意味、毒親が君主となる機能不全家庭で
毒親が示すルールと言う物は
宗教の経典に近しい強力な影響力があります。
無条件に絶対服従する事が正しいモノと
心の奥底に刻み込まれ
また毒親としてはそれに背く事などという事は
許されない状況下に子供を常に置いておきたいのです。
今回も最後まで読んでくれて、ありがとうございます。
みなさんの幸せと毒親からの解放を応援しています。
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