こんにちは。おやつです。
前回、毒親が見ている世界が自己中心的に捉えられている事について
スマホのカメラ機能に例えた記事を出しましたが
今回はその続きになります。
毒親なら子供、カバートアグレッションならターゲットは、自分の手足と同じ。
自分の手足が自分の思うように動かないとしたら…
もし自分の手足が自分の思った通りに動かなくなったとしたら、
さぞもどかしくイライラする事と思います。
歩こうとしても足が前に進んでくれない、
字を書こうにもペンを持って手を自由に動かす事が出来ない、
手足に当たるかどうかは別として、
自分の体を自分の思う通りに動かす事が出来ないとしたら、
それはとてつもないストレスだと思います。
アタマで意識せずとも動いて当たり前だったのですから。
利用出来ると判断した他人は自分の手足になってしまう
通常であれば他人の意思や行動などは、当然ながら操れるモノではありません。
他人は自分とは違う、別のひとりの人格を持った人間である事を
当然の事として知っているからです。
しかし彼らの感覚は違うのです。
権威的な人や物には簡単にひれ伏すケースが多いですが、
利用出来ると判断した人間に対しては、
自分の手足同然に動くべきモノであり、決して相反する動作をする事が、
許されるモノでは無いと言う感覚なのです。
マニピュレーター=操作する人・あやつる人
毒親の中でも多くあるタイプなら、
子供を自分の思う通りに誘導したい・服従させたい、
毒親自身の欲望によって子供を操作するために、場合によっては無意識にでも手立てを考え、
カバートアグレッションならば、
同じく自分の欲望に従い、ターゲットや関わる周りの人間に対し印象操作なども行い、
どうにか自身の目的のために利用出来るモノは利用しようと企んでいます。
大まかではありますが言える事として、
自分以外の別人格を持った他人を自身の欲望に従って、
どうにか自分の思い通りにさせたいと思っているコト自体が、
普通では無いのです。
目先や論点のすり替えをされる事が多いので問題点にたどりつけない
彼らは総じて自分の都合や願望が最優先で思考しています。
自分に都合の悪いコトはあって欲しく無いのと同時に、
表面化させたく無い為に、必死に策を講じて来ます。
例えば相手を毒親ともカバートアグレッションとも気付いていなかった場合、
どうしてこうも話が噛み合わなかったり、
話に耳を傾けようとしなかったり、
内容を理解しようとしてくれないのだろうと、
相手の真摯に見えない態度や対応の仕方そのものに目が行ってしまいがちですが、
それは自分の都合が悪い事を避けたい思いと同時に、
ほぼほぼ無意識で自分を守るために行われる行動です。
それが問題点である事実はわかっているのです。
ですがそれを認めてしまえば、都合や立場や願望など、
彼らが大事としているモノを否定しなければイケなくなるので、
そうはしたく無いがために必死に避け、条件反射的に守りに入るのです。
まずは気付く事が大事
実は自分の親が毒親であるとか、
職場の上司や同僚、友達と思っていた人が実はカバートアグレッションだったとか、
もしそうなら当然感情面が大きく揺さぶられる部分が多いのですが、
まずは事実を現実を認めて、
相手がどのような人間であるかを理解していないと、
こちらが相手に都合が良い、間違った接し方をし続けてしまう危険性があります。
特にカバートアグレッションは、その点に非常に長けています。
本人や周りの人間に本来の姿を察しられない様に、
言動や接し方などを巧妙に使い、
ターゲットを陥れようと画策しています。
布の服とヒノキの棒で勝てるワケが無い
それと戦うワケでは無いですが、
強力な武器を持ち、いろいろなワザを使う敵に対して、
ドラクエのスタート時点の装備の、布の服とヒノキの棒のままでは、
勝ち目は非常に薄いですし、瀕死の重傷を負わされる危険性の方がずっと高いワケです。
それに実はその戦いから逃げるコトが、自身を守る事や未来を守る事になる場合だってあります。
あてつけでは無いですが、逃げるが勝ちってヤツです。
無益な戦いをせずに避ける事が出来るのであれば、それが一番の理想です。
別に毒親やカバートアグレッションを退治する事が目的では無いのですから。
まずはおかしいと気付けたら、その相手がどの様な人間なのか冷静に判断し、
どんな対処法が最適解に近いのか、
また知識として持っておいた方が良い事は無いかなど、
自分の性格や個性に一番しっくり出来るモノを
自分で探し出す手順を踏まれると体系立って、
比較的やる事が明確になって来ると思います。
今回も最後まで読んでくれて、本当にありがとうございます。
毒親やカバートアグレッションなどに悩まされている方の
一日も早い解放を応援しています。
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