こんにちは。おやつです。
これまでのブログで
毒親が何故にそういう行動をするのか
そう言う事を言ってしまうのか
などのアクション面や
それに至る動機などの面を
主に考察して来ました。
では、もう少し掘り下げて
どうしてその様な欲求が出て来てしまうのか
いろいろな要因が考えられるのでは無いかという事で
その点について探って行こうと思います。
多くの干渉系の毒親の印象で簡単に想像出来るのが
前回のブログで書いた様な
感情的に価値観を押し付け服従させるタイプ
このタイプが多いと思います。
仮に子供に自分の望むようなプロセスや人生を歩んで欲しいと思っても
子供の気持ちや考えもあるので
話し合いをしたり、意見を聞いたり
子供の望みや夢なども尊重しつつ
進む道や、やりたい事を応援する等という事が
世間では普通に有ると思います。
結局子供の選択で本人が幸せになれるのであれば
それで嬉しいので、自分の望みなんかどうでもイイと言った
正に『親心』と言うモノですね。
毒親が子供の気持ちを察しないワケ
では毒親は自分とは別人格である子供の気持ちや意見を
推し量ったり、尊重すると言う事が出来ないのでしょうか?
考えられる事として
『毒親本人がその様に育てられて来たので
それが正しいと思い、同じ事を子供にしてしまっているケース』
次に
『異常なほどの自己愛の強さから、自分の望みを子供に背負わせ
欲求を満たす為に無理にでも従わせるケース』
次に
『確固とした信念や具体的な望みなどは特に無いが
世間体やメンツを重要視するために、それを強要するケース』
次に
『精神疾患・発達障害などの原因で
特に親としては適さない思考や性格などから来るケース』
他にもいろいろと細かく要因は考えられるのですが
大きくカテゴライズするとこの様な感じでしょう。
当然要素は一つだけでは無く
複数の要因を抱えているケースもあると考えられます。
そのケースの方が多いのかも知れませんね。
発達障害なのではないか
この中で今回は
『精神疾患や発達障害』が要因で
毒親になってしまっているケースで
『アスペルガー障害』と言われるモノ
現在は『自閉症スペクトラム障害』と呼ぶそうですが
このテーマにフォーカスしてみたいと思います。
この原因でそうなってしまっているケースが
非常に多いように見受けられます。
脳の疾患という事が大部分を占めますので
かなりデリケートなテーマになりますが
知能的な障害と言う事では無く
脳内の神経伝達が通常と比べ微細な違いがあり
主にコミュニケーションや社会適応などに
難的な症状が現れるモノとされています。
後天的な場合もあれば
遺伝などで先天的な場合もありと言われています。
そして症状や特徴は様々で
毒親傾向が強く出るパターンが多いのが
その中で攻撃性の強いケースになります。
特性が似ている部分も
空気が読み辛く適切な状況判断がし辛い事や
他人の話の意図する所を汲み取る力が弱い
自分が捉えている世界をみんな共有しているモノと思っていたり
今それをやったり言ったりしたら逆効果だろうと思われる様な事を
正しい事として、疑いも無く行うと言った事などが
多くあると思われていますね。
ニュートラルなコミュニケーションが取り辛い事と
自分の考えが常識である思う節があり
間違いや問題が何なのか正しい認識がし辛い
モノ凄く簡単にまとめるとこの様な特徴が目立ちますね。
以前にも別の切り口からブログに書いた事があるのですが
毒親との会話が成り立たない
この原因の一つとして発達障害が考えられる対象者もいると思います。
精神や脳の疾患になりますので
当然治す為には治療が必要となるのですが
以前のブログで書いた
私が過去に出会った精神科の先生の言葉を借りれば
自分で治したい意思を持って、根気強く治療を継続する必要性が
当然あるものになります。
ですが実情は、その様な毒親に通院をすすめた所で
素直に言う事を聞くワケが無いでしょうし
余計にトラブルを引き起こす恐れがありますよね。
明らかに障害だと認められるのであれば
そこでこの様な事が原因の毒親に悩まされている人には
『諦めて欲しいのです』
別に毒親問題を諦めろという事では無く
根本原因である親を治療させ、親子関係を改善するですとか
洗脳されてしまっている方や、優しい方になってしまうと
疾患が原因であるならそれはそれで親が可愛そうだから
こちらから歩み寄ってあげよう
などと言う事を諦めて欲しいという事です。
周りがどう動こうと残念ながら改善の可能性は物凄く薄く
尚且つ逆に余計なトラブルを招く危険性の方が高いのです。
『そう言う人だから仕方が無いんだ』
そして毒親から距離的にも精神的にも
距離を置く事を考えて欲しいのです。
誰も親子の縁や絆を引き裂きたいワケではありません。
貴方や貴方のパートナーが
穏やかな普通の関係性を築きたくても
残念ながら出来ない、不可能な相手なのです。
考えれば更にこちらが辛くなり
そばに居れば傷つき続けるだけです。
毒親がもし発達障害だったとしても
どんな要因においても子供の人格を蹂躙して
洗脳やコントロールをする事自体が
実の親とは言え許される行為では無いですし
被害を受けた人自身が幸せな道に進み辛くなるのですから。
悲しみや傷をコレ以上増やさない為に
諦める勇気が必要なのです。
今回も最後まで読んで下さり、ありがとうございました。
皆さんの幸せと毒親からの解放を心より応援しています。
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