嫁の毒親と接して思い出した過去の苦い記憶(その5)

若い頃体験した話

こんにちは。おやつです。

 

この話の5回目になりました。

クライマックスに近づいて来ているのですが

コレはフィクションではありません

詳細をお伝え出来ない所も当然あるのですが

本当にこういう事も起こりえるんだという事を

ご覧になったみなさんに知って頂けたらと思っております。

 

前回、私一人で相手の通院している精神科に行った話をしました。

 

その後もジェットコースターのように、振り回される日々が続き

先生が言っていた

なるべく刺激をしない様に離れる手立てを』との言葉が

日に日に頭の中を埋め尽くして来ていました。

 

その後日また相手のどこだかわからないスイッチが入ってしまい

私は家を追い出されました。

自分の家に戻り少し安堵感の様なおかしな気持ちで

恐らく一週間ほど過ごしていたと思います。

そんな中知らない番号から何回も着信がありました。

知らない連絡先からの電話は出ないスタンスなのですが

何か放っておけば余計に面倒な事になりそうな気がしたので

出てみる事にしてみました。

 

娘に何してくれたんですか!

相手の母親でした。

なんなんだこの人たちは?

物凄く腹立たしかった記憶があります。

 

とりあえず向こうの言い分を聞く事にしました。

文言を細かくは覚えてはいませんが

 

勝手に部屋に転がり込んで来た

私が相手に対し優しくしていない

暴言を吐く

暴力をふるう

 

電話の向こうで泣きながら話す娘から聞かされたが

どうしてこんな酷い事をするんですか!

 

母親の言い分を簡単にまとめるとこんな感じでした。

当然全部ウソです。

逆に私の方がおびえた様な日々を今でも送っていました。

あきれたのと同時に、この人もおかしい

娘の実情を少しでも理解していれば

おかしいと思う部分もあるはずだ

そう反応的に思ったのと同時に

ココまで言われて頭に来ていた事も重なり

出会ってから今までの経緯から

起こった出来事や私の気持ちやら考えをぶちまけていました。

 

それと

『ココまで精神を病んでいる子供を地元から遠く離れた東京に

援助をしてまで一人で住まわせている意味がわからない

そこまでギャーギャー言うほど心配なんであるならば

首に紐を括り付けてでも連れ帰るべきなんじゃ無いんですか!?』

 

思い出してみたらある意味勇気があったなと思います。

我ながらよく言えたなと…

ですが、コレを聞いた相手の母親の反応は意外なモノでした。

 

そうですよね、連れ帰るべきだと思います。

でも、言う事を聞いてくれないんです。

 

自己中でウソをついてまで親であろうが利用しようとする子供

その子供の現実を知りつつも盲目的に信じたい親

私はそれでも親か!?と感じてました。

今になって考えてみれば、ある意味『毒親』ですね。

 

以前に相手から子供時代の話を聞いた事がありました。

私の家とは違い裕福で望む事は簡単に聞いてくれる優しい親

やりたい事も行きたい所も理解して応援してくれている。

 

字面だけ見たら一見うらやましいと思える様な感じですが

子供に嫌われたくないが為の究極の甘やかしと解釈出来ました。

子供の時はいつも自分が中心で好き勝手に思い通りに出来てた事が

大人になり触れる社会が大きく変わって行くに連れ

当然思い通りには行かなくなり

現実を知り、己を知ります。

そこで身の丈にあった目標や行動や生活などを模索するハズです。

 

ですが、この人は違いました。

私は悪くない。私の思い通りにさせない周りが全て悪いのです。

そして可哀想な自分を守るためにも欲求を満たす為にも

ウソをついてイイんです。

 

私も若く感情が高ぶっていましたので

電話の向こうにいる相手の母親に

『自分はもう限界です。無理です。

私の事を一方的に悪く言って解決されるのならそれでどうぞ。

ですが、娘さんを本当に心配で何とかしたいとお思いで

親である貴方が連れて帰る事が難しいと言うのであれば

公的な窓口や医療機関にご相談された方がイイと思います。』

こう伝え電話を終わらせました。

 

先生が言っていた

なるべく刺激をしない様に離れる手立てを…

通話が終わった後に思い出し

血の気が引く思いがしました。

 

つづく

 

 

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